常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる…韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?
<韓国の基礎科学研究院・多次元炭素材料センターや蔚山科学技術院などから成る研究チームが、新しい合成ダイヤモンドの作成法を発表。その詳細と合成ダイヤモンド開発の意義について概観する>
ダイヤモンドの生成には、高温高圧条件(およそ1000~1500℃、5万気圧)が必要です。地球上で5万気圧を達成できる場所は地下約150キロ付近なので、天然のダイヤモンドは地球深部のマントルで作られます。